同人誌印刷 用語集「特殊紙」

同人誌印刷 用語集「特殊紙」

 

同人誌印刷 特殊紙

 

上質紙やコート紙マット紙など一般的に使われる白い紙ではなく、

色がついていたり柄やエンボスがある特徴的な紙。

 

具体的な特殊紙を書いたらきりがないほど種類があります。

特殊紙カラー表紙パックで表紙に使っている特殊紙は

NTラシャ、サーブル、ボス、マーメイド。

パックにはなっていませんが、この他の紙でも使えます。

 

上記以外にもよく使われる特殊紙で聞いたことがあるのではという紙は、

レザック66タントオフメタルOKサンドカラーOKフェザーワルツシープスキン羊皮紙・・・

など、名前を出したらきりがありません。

数えたことはないのですが、相当な種類があります。

 

だいたいの特殊紙はその紙により特徴があり、

柄や凹凸があったりなにかしらその紙ならではの持ち味があります。

それに加え色が何色かあるものが多いです。

 

オフメタルのように金紙や銀紙があったり、表面に光沢があるものもあります。

印刷現場からしたらこのような紙は通常のインクでは乾かないので、

特殊な速乾性のインクを使います。

手でやぶれない紙や水にぬれても大丈夫な紙というのもあります。

 

同人誌印刷は現在のように原稿がデータになる前はよく特殊紙を表紙に使いました。

アナログ時代はカラーを描くのが大変だったので、

特殊紙に1色や2色など印刷して同人誌の表紙にしていました。

1色や2色刷りでも表紙に特殊紙を使うことにより凝った装丁になります。

データになると基本は白い画面上で原稿を作るので白い紙にカラーというパターンが多くなり、

徐々に特殊紙を使うことが減りました。

特殊紙が高いというのも需要が減った原因かもしれません。

 

以前、特殊紙はよくメーカーから新製品が出ていました。

紙の表面が桃のような「桃はだ」、形状記憶紙なども出てきましたが、

需要が減ったのか今では生産中止になる紙も多くあります。

 

伝票に使う感圧紙も特殊紙に入りますね。

感圧紙は上、中、下があって、その順番を間違えると感圧にならないので使えない伝票になってしまいます。

伝票の枚数を増やす場合は「中」の枚数を増やします。

 

特殊紙というのはだいたい印刷しにくいです。

インクが乾きにくかったり、紙が印刷機にうまく入っていかなかったり。

同人誌印刷所は慣れていますが、一般の印刷ではあまり使いませんので。

 

一般的な特殊紙を説明すると以下のようになります。

 

同人誌印刷に使用される「特殊紙」は、通常の紙とは異なる特別な特性や加工が施された紙のことを指します。

これらの特殊紙は、同人誌に特別な外観や質感を与えたり、特定の効果を表現したりするために使用されます。

 

以下に、一般的な特殊紙の種類と特徴をいくつか挙げます。

 

〇光沢紙

光沢紙は、表面に光沢のあるコーティングが施された紙で、鮮やかな色彩と滑らかな質感を持っています。

光沢紙は、写真やイラストなどの色鮮やかな同人誌に適しています。

 

〇マット紙

マット紙は、光沢紙とは異なり、表面に光沢がなく、やや粗い質感があります。

マット紙は、洗練された外観や上品な印象を求める場合に使用されます。

 

〇テクスチャード紙

テクスチャード紙には、表面にさまざまな模様やテクスチャーが加工されており、質感や触感が豊かです。

テクスチャード紙は、同人誌に独特の風合いや個性を与えるために使用されます。

 

〇金箔・銀箔紙

金箔や銀箔が施された紙は、高級感や贅沢な印象を与えるために使用されます。

これらの特殊紙は、特別なイベントや商品のパッケージングなど、特別な場面で使用されます。

 

〇透明紙

透明紙は、透明な素材で作られており、同人誌に透明感や奥行きを与える効果があります。

透明紙は、カバーや挿絵など、デザインに独創性を求める場合に使用されます。

 

これらは一般的な特殊紙の種類の一部ですが、さまざまな種類や特性の特殊紙が存在します。

同人誌印刷では、特殊紙を選択することで、印刷物に独自の個性や魅力を与えることができます。

 

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