同人誌印刷 用語集「締め切り」
同人誌即売会イベントなど、ある特定の日までに同人誌を作って欲しいという時に、
いつまでに原稿を入稿したら間に合うかという、印刷所に原稿を入稿する一番遅い日。
それを締め切り（〆切）と言います。
同人誌即売会などは日程が決まっているため印刷所は
「〇〇日のイベント合わせなら〇〇日が締め切り」
というようにこのイベントならこの日までにご入稿くださいという
締め切りをホームページに載せている同人誌印刷所は多いです。
日にだけではなく朝までとか午前中までとか、ギリギリ入稿になると時間の指定もある場合があります。
同じ日でも朝に原稿があるのと、夜では作業する日数が一日違いますので。
締め切りがある場合、その日がご入稿の最終日ですが、
それよりも早く入稿すると早期割引でお安くなる。
締め切りを過ぎると入稿できるけど割り増し料金がかかる。
といった設定をしている同人誌印刷所も多いです。
特殊装丁や凝った同人誌は作るのに時間がかかるため締め切りはだいたい締め切りが早くなります。
例えば上製本などの場合は通常の同人誌よりも締め切りが早いです。
同人誌印刷の場合はパックなど装丁がある程度決まっていて、
イベントの日にちも決まっているので締め切りを作りやすいです。
一般商業印刷の場合は「締め切り」という言葉はほぼ使いません。
イベントがあるわけではないし、装丁もいろいろなので、
納期と印刷するものの装丁を聞いて打合せをして入稿日を決めます。
商業出版などの場合は本の発売日から逆算して入稿日などの予定をたてます。
同人サークルさんにとってこの締め切りというのは好きではない言葉ではないでしょうか。。
締め切りまじかになると「間に合いません、延ばしてもらえませんでしょうか」
というお問い合わせを、たまにいただきます。
やはり印刷所としてはなんとか間に合わせたいので、現場と相談して工程を見直したりして
だいたいなんとか間に合わせます。
余談ですが、ご入稿が遅くなっても比較的お受けしやすい同人誌というのをご紹介します。
端的に言うと作りやすい本です。
作りやすい同人誌は時間がかからず早くできるためです。
どういう本かというと、
・B5サイズ
・本文にベタが少ない
・本文が16pで割れるページ数
・遊び紙や見返しがない
・本文が32p、48p、64p
他の同人誌印刷所さんはわかりませんがこのような本が作りやすいです。
でも、この条件以外はお受けしませんということではありませんのでご安心ください。
一般的に締め切りを説明すると以下のようになります。
印刷所で使う「締め切り」は「入稿」とほぼ同じ意味で使われます。
具体的には、印刷に必要なデータを印刷所に送らなければならない期限のことです。
印刷所では、入稿されたデータを元に印刷工程を進めていくため、
納期に間に合わせるためには締め切りまでに入稿する必要があります。
締め切りには、通常締め切りと特急締め切りなどがあります。
通常締め切り: 一般的な納期で印刷する場合の締め切りです。
特急締め切り: 通常よりも短い納期で印刷する場合の締め切りです。特急料金が発生します。
締め切りは、印刷所や印刷する内容によって異なります。
具体的な締め切り日は、印刷所のホームページや見積書などで確認できます。
入稿には、データ入稿と直接搬入の2種類があります。
データ入稿: インターネット経由で印刷データを送る方法です。
直接搬入: 印刷所に直接データを持ち込む方法です。
データ入稿の場合、入稿データは印刷所の規定に準拠している必要があります。
締め切りに間に合わなかった場合、納期が遅れる可能性があります。
特に、イベントなどで使用する印刷物は、早めに入稿することをおすすめします。
