「特急印刷」同人誌印刷 用語集
原稿が入稿されてから、短時間で印刷・製本して同人誌を作ること。
遅いご入稿に対応する印刷です。
入稿をまだ待ってください！
というあれです。
例えば日曜日の同人誌即売会（イベント）合わせで同人誌を出したい時に、
金曜日とか、前日の土曜日に入稿とか。
同人誌の場合はだいたい表紙を先に入稿し、本文が後というパターンが多いです。
本文が入稿されたら急ぐことになります。
本文部分入稿などもある場合があります。
できている原稿だけ先にご入稿いただき、あと数ページ待ちとか。
特急印刷の場合はたまにあるパターンです。
できている原稿だけでも先にチェックなどすすめておきたいので。
作家さんとしてはできるだけ原稿をしっかりと描きたいですよね。
そうなるとご入稿が遅くなるというわけです。
ちなみに、こういう原稿なら特急印刷ができるという条件があります。
１．ベタが少ない
ベタがあるとインクの乾き待ちの時間があるので印刷してからすぐに製本できません。
文字物などはベタがないのでインクの乾き待ちの時間が少なくてすみます。
また、ベタが少ないと印刷の時にインクの調整が楽なのでスピードもあがります。
ベタには印刷の途中でゴミなどもつきやすいので、その場合は印刷機を一旦とめて
ゴミをとってからまた再開なのでその分時間もかかります。
２．本文のページ数が16で割れる
これは他の印刷会社さんでは違うかもしれません。
この折るページ数が16p単位が都合が良いのです。
製本がしやすいので時間が短縮になります。
３．中綴じの本
無線綴じの同人誌の比べ、工程が少ないので中綴じのほうが早くできます。
折り綴じ本が通常の同人誌より締め切りが遅いのはこの理由です。
４．原稿がしっかりしている
せっかくご入稿されたのにそのままの原稿では使えないという場合があります。
修正が不足、セリフが切れてしまう。。などなど。
その場合は弊社で修正したり、再入稿いただいたりとなり時間がかかります。
ご入稿された原稿がそのまま問題なく使えれば特急印刷にも対応できます。
できれば余裕をもってご入稿いただきたいところですが、
ギリギリまで原稿を描きたいという気持ちもわかります。
特急印刷も対応しますので、原稿が間に合わない！
という場合でも遠慮なくご連絡ください。
