「見返し」同人誌印刷 用語集
表紙をめくった裏と本文の前に入れる紙。
表紙側は糊づけされています。
上の写真の水色の紙が見返しです。
製本の方法にもよりますが、基本的には表紙の裏についている紙と
本文の前の紙はつながっています。
ですので同じ一枚の紙です。
B5の本ならB4の紙を見返しに使います。
前面にベタっと貼りついているのではなく、端の数ミリのみついています。
書店に売っているような一般書籍ではよく見返しをつけます。
上の写真は同人誌ではなく、書店に売られるビジネス書というものです。
このようなビジネス書の場合は見返しには印刷しません。
印刷できますがほぼしませんね。
また、見返しは本の前後につけるのが通常です。
そして前後は同じ紙です。
技術的には見返しに印刷もできますし、前後違う紙も使えますが一般的にはやりません。
上製本(ハードカバー)にする場合はほぼこの見返しはつけます。
表紙と本文をこの見返しでつなげるという意味もあります。
同人誌印刷では遊び紙は多いですが見返しは少ないですね。
ただし、ブックカバーをつける場合は見返しをつけるパターンもあります。
同人誌にもこの見返しはいかがでしょうか。
印刷しなければ追加料金は紙代と製本代だけです。
一般的に見返しを説明すると以下のようになります。
本の「見返し(みかえし)」は、表紙や裏表紙と本文の間に挿入される紙のことを指します。
通常は表紙の内側にあり、表紙と裏表紙の間の空白の部分に配置されます。
見返しは、本の装丁を美しく整え、本の外見を完成させる役割を果たします。
見返しは、本の外見を美しく整えるだけでなく、本の識別や管理に役立つ情報を提供する役割もあります。
また、見返しには本のデザインや製本の特徴が反映されることがあり、出版物の品質や趣味を表現する一部となります。