「製本方法」同人誌印刷 用語集
多くの同人誌の場合は無線綴じという背を糊でとめる製本方法が主流です。
または本の中心を針金でとめる中綴じ。
それ以外にもいろいろな製本方法があるのでご紹介します。
〇無線綴じ
一般的な書籍でもよく使われますね。
本屋さんに行って棚にささっている本はだいたい無線綴じです。
〇中綴じ
これも一般的な製本方法。
本の中心を針金でとめる方式です。
週刊誌などに多いですね。
〇糸かがり
最終的には背を糊でとめるので見た目は無線綴じなのですが、ページ同志を糸でくくります。
製本の糊が良くなったため、最近の本ではほとんどありませんが、
糸でとめることによって時間がたってページがバラバラになることを防ぎます。
この製本をやるところも少なくなりました。
〇スパイラル製本
ページに穴をあけ、スプリングを通して固定する方法です。
一般的に、ノートやレポートなどに使用されます。
これ以外にも上製本、フランス製本があるのですが別のページでご説明します。
無線綴じ、中綴じでも製本の方法はいくつかあります。
無線綴じの場合大きく分けて2種類。
1.同人誌の本文をページごとにバラバラに切って、それを丁合(順番にならべて)表紙でくるむ方法。
中綴じの場合も大きく分けて2種類。
1.同人誌のページを4ページづつバラバラに切って丁合して綴じる方法
または本文を折ってから丁合して綴じるかの2種類があります。
どちらの綴じ方も本文をバラバラに切るほうは少部数向け、本文を折るほうは大部数向けです。