「部分入稿」同人誌印刷 用語集
同人誌の原稿を同人誌印刷所に入稿する時に、全ての原稿を入稿するのではなく
その一部を入稿すること。
表紙の部分入稿という例はなく、本文でたまにある入稿方法です。
同人誌印刷所は同人誌即売会などのイベントで同人誌を出したいというサークルさまに
原稿の締め切りという日を設定する場合があります。
サークルさんとしてはその締め切り日までに原稿を入れると指定の即売会の日に間に合うというものです。
しかし、表紙はすでに入稿済みだが、本文が締め切り日までに間に合わない、
という場合があります。
その時に、本文の原稿が全てはできていないので出来ているページだけ先に入稿するというパターンがあります。
これが部分入稿というものです。
印刷所によって違いますが、入稿した原稿は何らかのチェックをします。
本文全部ができていなくても、できているページだけでもチェックしたいので、
先に入稿してもらいます。
特にページ数の多い本は原稿のチェックに時間がかかるので、
締め切り間際になると部分入稿をしてもらう場合もでてきます。
一度にドンと全てのページを入稿されるより、
数ページでもよいので先にチェックという感じです。
ほとんどの原稿ができているがあと数ページが。。。
というのもたまにありますので。
理想的には全てのページを一度に入稿されるのが良いのですが、
ギリギリの入稿の場合に対応するために部分入稿というかたちをとります。
先に部分入稿されたページとまだ入稿されてないページの時期に差があるときは、
先に入稿されたページを印刷まで終わらせてしまうこともあります。
印刷して途中まで製本の準備をしておけば、残りのページが入った時に製本まで早くすすめられるためです。