「本の各呼び名」同人誌印刷 用語集
本の各呼び名を説明します。
上のイラストを見ていただければわかると思います。
本の上:天
本の下:地
本の綴じてある方:背
本のページが開く方:小口
これを知ってないと本の場所を指すときにわかりにくくなります。
いちいち説明しなければなりません。
呼び名を知っていればすぐに場所がわかります。
また、本を開いた中心を「ノド」と言います。
下のイラストを参照ください。
このような本の呼び名は製版や印刷、製本の現場でよく使います。
ノド側とか、小口側とか。天合わせ、地合わせなど。
それでどこを意味するのかわかります。
同人誌の原稿をご入稿していただいて、打合せなどある時もわかりやすいです。
「隠しノンブルをノド側に入れてよいですか?」
「セリフが小口に近すぎて切れてしまう可能性があります」
など。
通常に作られる同人誌ならこのくらい覚えておけばよいですが、
これが上製本(ハードカバー)になるとパーツが増えますので呼び名も増えます。
上の呼び名に加えて、花ぎれ、寒冷紗、スピン・・・聞きなれないですよね。
上製本を作る際はご説明します。
印刷や製本の現場では専門用語が沢山あります。
印刷会社に就職したら、まずそのような専門用語を覚えないといけません。