同人誌印刷 用語集「印刷用語 こ」

同人誌印刷 用語集「印刷用語 こ」

 

【 合紙 】
2枚以上の紙を貼り合せる加工。通常、印刷した紙を板紙と貼り合わせて、厚みや強度をもたせるために行う。

【 校正 】
印刷物を印刷する前の段階で、校正刷の誤りや体裁上の不備などを原稿と照らしあわせて訂正すること。

【 校正機 】
校正刷を印刷するために印刷機を簡単な構造にした機械。

【 校正記号 】
印刷物を校正するときに用いる記号。

【 高精細印刷 】
175線あるいは200線商用スクリーン線数より高いスクリーン線数での印刷。

一般には500線以上の印刷物をいう。

【 合成紙 】
合成樹脂のフィルムを主成分とし、天然の紙に似た外観、風合いをもち、合成樹脂の特性を残しているものの総称。

【 合成紙用インキ 】
天然のパルプ紙に対し、合成樹脂ベースの合成紙の印刷に用いるインキ。

【 校正刷 】
校正を行うために仮に刷った印刷物。

【 合成繊維紙 】
合成樹脂の繊維を主体に天然パルプを一部加え、天然パルプと同様に抄造されてできる紙状薄葉物。

【 校正用インキ 】
校正ー本刷間では印刷条件の違いから網点の太りがことなる。

本刷りの方が網点が太りやすく、盛りも少ないことから、あらかじめ本刷に近似させるよう、濃度を低く、タックも低く設定したインキを用いる。

【 高濃度印刷 】
通常使用する印刷インキより20~30%程度濃度を高めたインキを使用した印刷。

通常の印刷インキよりも色再現領域を広くすることが期待できる。

【 孔版 】
画線部が貫通孔、非画線部がインキを通さない膜により形成された版を用い、版の裏面からインキを押し出し、通過したインキを紙やフィルムなどの被印刷体に刷り移す印刷方式の総称。

謄写印刷、スクリーン印刷、タイプ孔版などがこれに属する。

【 高品位印刷 】
色分解、インキ濃度、網点の大きさ等に工夫して従来の印刷品質より高い再現性を得る方式。

【 校了 】
校正が完了すること。

校正者や編集者または著者によって校正された校正刷は印刷会社に戻され記入された赤字の指示にしたがって差し換えなどの訂正が行われる。

再校、三校を重ねて校了となるが、印刷して差し支えない状態によれば、校了とし朱書きするか「校了」の押印をする。

一部印刷会社の責任において訂正する箇所があれば責任校了として印刷会社にもどす。

【 校了紙 】
校正を完了して、印刷可能な状態の校正紙。

【 小口印刷 】
小口装飾の一種で、本の小口にゴム凸版、パッド印刷などにより印刷をすること。

辞書の小口面の見出しの五十音やアルファベットの印刷に用いられる。

【 故紙 】
印刷工程上で生じる使用済みの用紙や、製本工程上の断裁片、あるいは不要となった新聞・雑誌・帳票類などの総称。

【 腰帯 】
本の表紙またはカバーの上に巻かれる帯状の印刷物。

【 ゴースト 】
印刷版絵柄にない濃淡が印刷時に生じるトラブル現象。

印刷インキングの供給量と需要量が、隣合わせる絵柄によって対比的な場合により生じる。

またインキ着けローラーおよび練りローラーの圧力が足りないか高すぎる場合、インキが版面に供給されず、印刷胴とインキ着けローラーの径が異なる場合、ローラー目として生じる現象をいう。

トブづけの印刷機では生ぜず、インキングローラーを用いる印刷機すべてに生じる。

印刷絵柄で印刷流れ方向に対し、半分が絵柄で半分が矩形の場合の境界線上で絵柄に濃淡が生じる現象。

【 こすれ 】
印刷面が印刷機上、折機、製本丁合、物流でこすれて汚れおよび傷がつく現象。

一般印刷ではワックスをインキに混合し、インキ表面が滑るようにして、こすれを防止する。

また印刷機上、製本機上では、インキが一度搬送系によりこすられると堆積して、すぐに激しく傷が発生する。

印刷物をワックスで滑るようにした場合、物流での刷本間移動が激しくなり、物流こすれを生じる危険性がある。

枚葉オフセット印刷では、インキに合成樹脂ワニスまたはコバルトドライヤーを加え、かたい皮膜をつくり救済する。

【 コットンペーパー 】
軽くて弾力性にとみ、かさ高で光沢のない書籍用紙。

【 コート紙 】
アート紙よりも塗工量が少ないコーテッドペーパー。

【 ゴバン目テスト 】
クロスカット試験ともいう。

塗膜やインキ皮膜の基材への接着力の試験法。

【 ゴム胴 】
オフセット印刷は版胴のインキを、これに接して回転する胴に転移させた後、紙へ印刷する。

これをゴム胴とよび、ゴムブランケットを巻きつけている。

【 ゴム版 】
フレキソ印刷に用いられる刷版。

版材として、天然ゴム、合成ゴムが用いられ、刷版手法から、鋳造ゴム版、手彫りゴム版がある。

【 ゴム版印刷機 】
ゴム凸版を用いて端物印刷を行う活版印刷機。

【 ゴム引き 】
平版の刷版および印刷時に、版面の感脂防止、保護などの目的で版面にアラビアゴムまたはこれに酸などを加えたエッチング液を塗布すること。

【 ゴムブランケット 】
ゴム層と布の層を3~4重層交互に重ね合わせて作ったもので、表面がゴム層から成っている。

【 ゴムローラー 】
ゴム製の印刷インキローラー。

耐インキ性の合成ゴムがふつう用いられる。

【 コロタイプ 】
平版印刷法の一種で、写真製版で行う最も古いもの。

【 コロタイプインキ 】
ゼラチンをアルミや硝子基材に塗って版とするコロタイプ印刷に用いる酸化重合乾燥型平版インキ。

【 コロタイプ印刷機 】
コロタイプを印刷する機械。

コロタイプは平版の一種で、ゼラチンを用い、表面に微細なちりめん状のしわができることを利用した印刷法で、調子再現性に優れ、美術品の複製、写真印画などの高級な印刷に用いられる。

【 コンタクトスクリン 】
連続調フィルム・印画紙から、写真製版用網ネガまたは網ポジを得るときに用いる製版用スクリン。

【 こんにゃく版 】
にかわとグリセリンとを混合したゼリー状の平版。

【 コンパウンド 】
印刷適性、印刷品質、後加工性などを改善する目的でインキに混合するペースト状添加剤の総称。

【 コンビネーションプレス 】
印刷機に加工装置を連結し、インラインにした機械。

 

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