同人誌印刷 用語集「ドブ・塗り足し」

同人誌印刷 用語集「ドブ・塗り足し」

 

同人誌印刷 ドブ・塗り足し

 

同人誌原稿の仕上がり線の外、通常3mmの余白がドブとか塗り足しと言われるものです。

ドブは周りに一周あります。

 

なぜこれが必要なのか説明します。

 

1.イラストやベタなど、同人誌になった時白が出ないように。

同人誌が出来上がった時、イラストやベタが本の端まである場合、

ドブまで塗っていないと製本の時にずれて白がでる可能性があります。

仕上がりまでしか塗っていなかったら製本の時に少しでもずれると白が出てしまいます。

そうならないように、ドブまで塗って後から切り落とします。

 

2.製本した後、本の周りが綺麗になるように最後切り落とすため。

例えばB5の同人誌の場合、印刷はB5サイズでなくドブをつけた状態で刷ります。

簡単にいうとドブを含めた大きさで印刷して、製本時に本文を丁合し、

表紙をくるんだ後、最後に天地と小口を切って同人誌を仕上げます。

最後に同人誌のまわりを切るから切り口が綺麗なのです。

ドブがないと、最後に切り落とせません。

本の周りがガタガタになります。

このような理由で、ベタなどない小説等はドブまで塗ることはありませんが、

原稿としてはドブが必要です。

 

3.チラシなどの場合、周りが綺麗になるように。

同人誌ではなく製本がないチラシやハガキなどの場合もドブが必要な時があります。

どんな時に必要かというと、絵柄などが紙の端まであるときです。

 

ある例でご説明します。

白い紙が一枚あります。

その紙の中心あたりに直線を引き、右が白のまま、左だけ黒く塗ります。

この紙を右の白と左の黒に綺麗に切り分けたいとします。

カッターで切るところを想像してみてください。

左右少しでもずれて切ると白のほうに黒が入ったり、

黒の端に白がでてしまったりします。

ではどうしたら白と黒に綺麗に切り分けられるか。

直線より少しだけ右を切って白にし、さらに直線より少しだけ左に切れば綺麗に黒になります。

2回切るということですね。

ジャストサイズだと切り終わった時に小さくなってしまうので切り落とす分を大きくする。

これがドブです。

わかりにくい説明かもしれませんが。

 

オフセット印刷の場合、A4のチラシだとするとA4の大きさではなく、

A4を4つつけてA2などで印刷します。

並べて印刷しますのでドブをつけて最後に仕上がりに切っています。

 

逆にチラシなどでドブが必要ないとき。

周りに絵柄がなく白の時です。

周りが白なので切り口が多少ずれても白は白。

そういう原稿の時はドブがいりません。

この場合は逆にドブをつけずに仕上がりの大きさでいくつかつけて印刷します。

専門用語でいうと「断ち割り」という面付方法です。

そのほうが印刷した後に切る時に切る回数が減るからです。

ドブがなく仕上がりに切り分ければよいので。

このようにドブ・塗り足しがあるかないかは印刷、製本にとってとても重要です。

 

ドブや塗り足しが無くても印刷や製本ができますが、

より美しい同人誌、印刷物にするためには必要なものです。

 

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