「付け合わせ」同人誌印刷 用語集
印刷する時に、2種以上を同じ面に付けて同時に印刷すること。
たとえばB5サイズの同人誌の表紙は印刷する時は表紙を開いた状態のB4で印刷します。
ROSA ROZZAでは同人誌の表紙を印刷する時はB3の紙を使って印刷します。
するとB5の同人誌の表紙なら2つ並べて印刷することができます。
2つ並べられるので、同じものを2つ並べても違うものを2つ並べても印刷できます。
違う種類のものを並べて印刷するのが付け合わせというものです。
同人誌の表紙の場合、付け合わせできる条件としては、
・同じ紙
・PP加工など表面加工が同じ
この位でしょうか。
やろうと思えばサイズが違っても付け合わせはできます。
A5サイズとB5サイズの同人誌の表紙でも付け合わせできます。
部数が少なければ表面加工が違ってもやる場合があります。
100部の同人誌の表紙が2点あり、一つはPP貼り、一つはマット貼りの場合、
200枚印刷して100枚はPP貼り、あとの100枚はマット貼りをします。
紙代は無駄になりますが、2点をバラバラに印刷をするよりは印刷代や版代など考えるとこのほうがコストや効率が良いです。
このように付け合わせできるので、例えば本文は同じで表紙が2種類とかもお値段が変わらずできます。
この場合は紙と刷る色が同じならば。
付け合わせするのは主に同人誌の表紙、チラシ、名刺など。
特に名刺は小さいので何名分も一度に印刷したほうがコストがかかりません。
(名刺の仕上がりの大きさで印刷する場合を除いて)
同人誌でも大きな部数になると付け合わせはやりません。
版代や印刷効率などを考えて。
一般的に説明すると以下のようになります。
「付け合わせ印刷」とは、複数の印刷物を同時に印刷する際に、
印刷機の印刷領域を最大限に活用するために用紙を効率的に配置する方法です。
通常、1枚の大きな用紙に複数の印刷物を配置して、1回の印刷で複数のアイテムを同時に印刷します。
具体的には、以下のような特徴があります。
●用紙効率の最大化
付け合わせ印刷では、印刷機の印刷領域を最大限に活用するために、1枚の大きな用紙に複数の印刷物を配置します。
これにより、用紙のムダを最小限に抑え、効率的に印刷することができます。
●異なる印刷物の同時印刷
付け合わせ印刷では、異なるサイズや形式の印刷物を同時に印刷することができます。
例えば、名刺やパンフレット、チラシなどの異なるサイズの印刷物を同時に印刷することができます。
●効率的な生産性
付け合わせ印刷は、1回の印刷で複数の印刷物をまとめて印刷するため、生産性が向上します。
印刷機の設定や用紙の切り替えなどが減ります。