同人誌印刷 用語集「印刷用語 わ」
【 ワイピング 】
彫刻凹版などの印刷において、版面に着けた余分なインキを拭き取ること。
凹版輪転印刷機においては、インキ着けされた版面がワイピングペーパーの巻き取り紙にこすられて版面の過剰インキが除去される。
【 渡し爪 】
印刷紙を前の工程からひきはなして次の工程へ導きわたすための爪。
枚葉紙オフセット印刷機のフィーダーより圧胴へ紙を渡すスイング装置の爪がこれである。
【 渡し胴 】
ユニット型枚葉紙多色オフセット印刷機に用いられている機構で、前の印刷ユニットの圧胴から紙を受け取って次の印刷ユニットの圧胴に渡すための胴。
【 渡り 】
組付けのさい、のどを中心にして左右に並んだ2ページの版の、左側の版の左端から右側の版の右端までの寸法。
【 和本 】
昔から日本で行われている製本形態で、手作業で糸を使ってとじた本。
【 割付 】
組版作業を行うために、印刷物の判型のスペースに文字郡や図形、写真などの配置を決めることをいう。
【 ワンタイムカーボン紙 】
カーボン原紙にカーボンインキを全面塗布して作った複写紙であり、1回ごとの使い捨てである。
【 ワンプ 】
製紙工場、印刷工場などで用紙、印刷製品などを包装するのに用いる低級紙の俗称。