同人誌印刷 用語集「ノンブル」

同人誌印刷 用語集「ノンブル」

 

同人誌印刷 ノンブル

 

印刷物につけるページ数のことです。

ページの順番になります。

上の写真の場合14ページ。

 

同人誌でも一般書籍でもノンブルは原稿に入れます。

これがないとページの順番がわかりません。

ただ、同人誌などではノンブルを入れたくないという場合がまれにあります。

その場合は隠しノンブルといって、本の綴じ側(ノド)のほうに小さくノンブルを入れます。

その位置なら本になった時にほぼ見えません。

 

ノンブルは製本の時に特に重要になります。

印刷したあとに同人誌にするには本文をページ順にする作業があります。

その時にノンブルを見てページを順番にします。

折り綴じ本など8ページくらいの少ないページ数ならもしノンブルがなくても、

ページの順番見本を作って、それを見ながら製本できますが、

ページが多いと見本を作るのも手間がかかるためノンブルでの確認になります。

 

原稿を作る時にノンブルを入れ間違えてしまうと、そのまま同人誌になってしまいます。

あきらかに内容的に順番が違っている時には気が付く時がありますが、

だいたいノンブル通りにできてしまいます。

そういうことがないようにノンブルは慎重に入れましょう。

 

ノンブルを入れる位置は特に決まりはありません。

小説など周りが白の場合はページの中心の下、またはページの小口側の下(上の写真)に入れるのが通常です。

本の上に入れる場合もあるので、どこにでも入れることは可能です。

ただ上の場合はだいたい小口側ですね。

上の中心にノンブルが入っている本は見たことがありません。

 

ノンブルはどこに入れても良いのですが、その本では統一したほうが読みやすいです。

ページによって下にあったり上にあったりだと見にくいです。

 

同人誌のマンガの場合、イラストやベタなどあるため統一して同じ位置に入れるのが難しい場合があります。

ページの下がほぼベタの場合はノンブルが入れられません。

その時はそのページはコマの間とか、ノドになるページの内側とか入れられるところに入れます。

コマの間に小さくノンブルが入っているというのはよくあるパターンです。

わかりにくいですが無いとページがわからないので、どこか入れられる所にいれましょう。

もちろん統一して同じ場所にあれば見やすいしベストではあります。

 

余談ですが、ノンブルが無い本だと先生は授業やりにくいでしょうね。。

「〇〇ページを開いて」と言えないので。

 

一般的にノンブルを説明すると以下のようになります。

 

本の「ノンブル(Noumber)」は、通常、ページの上や下に配置される連続した数字や記号のことを指します。

ノンブルは、本のページを識別し、ページの順序を示すために使用されます。

 

ノンブルは、一般的に次のような目的で使用されます。

 

〇ページ番号の表示

ノンブルは、本の各ページに対する番号を示します。

読者が本の特定のページを見つけたり、参照したりする際に便利です。

 

〇読書のナビゲーション

ノンブルは、読者が本の中で目的のページに容易に移動できるようにするナビゲーションの役割を果たします。

ページのノンブルを参照することで、目的の場所に迅速に移動することができます。

 

〇版権情報の表示

ノンブルには、一部の本で版権情報や著者名、書名などが含まれる場合もあります。

これにより、本の特定の部分が他の本と区別されます。

 

ノンブルは一般に、ページの上部または下部に配置されますが、

出版物やデザインのスタイルによっては、他の場所に配置されることもあります。

ノンブルのスタイルやデザインは出版物によって異なり、

数字や記号、フォント、色などが使用される場合があります。

 

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