印刷知識

なぜ乱丁ができてしまうのか

丁合機

 

同人誌など本になったとき「乱丁」という現象がおこることがあります。

悲しいですが、、、

なぜこういうことがおこってしまうのか、その理由です。

 

先日、こういう記事を書きました。

本のページの作り方|印刷知識|同人誌印刷 ROSA ROZZA

印刷した後にどうやって本のページを作るのか。

大きくわけて2種類の方法をご紹介しました。

一つはページをバラバラに切って、順番に並べる方法。

もう一つは16ページ単位や8ページ単位で印刷した紙を折ってページを作る方法。

今日は、一つ目のページをバラバラにしてページを作る方法について書きます。

 

本文を印刷した後、ページをバラバラに切ります。

そして、上の写真の「丁合機」という機械でページを順番に並べます。

コピー本などと同じ方法ですね。

これを機械でやるわけです。

乱丁がおこる原因はなんとなく想像つくと思います。

・丁合機に乗せるページを間違えてしまった。

・裏表、天地を逆に乗せてしまった。

丁合機は紙を乗せる枚数が限られるので、乱丁はその乗せた分のみになります。

 

また、基本的に機械を調整し、センサーもあるのであまりないのですが、

・同じページを2枚丁合してしまった。

・紙が滑ったなどで丁合していないページが出てしまった。

この場合は乱丁が1冊とか、まれにおきてしまう現象です。

 

ページをバラバラにして順番に並べるので、乱丁の理由は手作業と同じですね。

順番に並べるのは機械なので、速いしセンサーもついているので間違えは少なくなります。

 

次回は折ってページを作る製本方法での乱丁について書きます。

あまり良い話しではないのですが、、、

ご参考になれば嬉しいです。

 

ありがとうございました。

同人誌印刷のROSA ROZZA 

表紙に特殊紙を使ってみよう「特殊紙カラー表紙パック」

同人誌印刷の定番「ベーシックパック」

全ページがカラーの同人誌「オールカラーパック」

 

ページのTOPへ移動します。