印刷知識

お茶をたてる人ではありません「新利休」

同人誌印刷 新利休

 

お茶をたてる人の名前、ではありません。

新利休という特殊紙。

はっきりとした線(溝)があり、紙の中に異物がちりばめられています。

 

メーカーによると

「古典的なレイド柄が、情緒的な和の世界を表現するレトロ調のファンシーペーパーです。」

確かに色のバリエーションを見るとレトロ調です。

落ち着いた色が多い。

 

バリエーションは60㎏が2色、80㎏と120kgが3色。

だいぶ色数が減っています。

 

同人誌の印刷に使った記憶はあります。

この厚さなので表紙ではなく遊び紙ですね。

はっきりとした線状の模様があるし、色も味がありますね。

 

この紙を使う時の注意点はまず、本になった時に線が上下になるか左右になるか。

ある方向の柄がある紙はそうなのですが、柄が縦になるか横になるかで

同人誌の印象がまるで変ってしまいます。

新利休のように線の柄がある場合は、だいたい線は上下になるように使います。

同人誌の上から下に線がはしる。

 

また、異物のようなものが入っている紙の場合、

異物なのかインクの汚れなのか分かりにくい。。。

印刷の時には注意ですね。

もしインクの汚れでなくてもイラストのどこに異物がくるかわかりませんので、

印刷するとしても文字やなにかでしょうか。

 

ありがとうございました。

同人誌印刷のROSA ROZZA 

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