他の紙の代替えで使った記憶がある紙「パミス」
これも同人誌の印刷で使った記憶があります。
パミス
同人誌の表紙によく使うサーブルという紙があります。
特殊紙カラー表紙パックにも入っている紙です。
パミスは確か、このサーブルの代わりに使った記憶があります。
サーブルにない色を使ったのか厚さなのかサイズなのか。
柄は違うのですが、似てはいます。
メーカーによるとパミスは
「ソフトな肌、ナチュラルな仕上がり、暖かみのある軽石に似たフェルトマークの紙」
これだけ読むとだいぶやさしそうな紙です。
バリエーションは
46判 65㎏、80㎏、100㎏、120㎏、150㎏、200㎏が5色
菊判 45㎏、55.5㎏、69.5㎏、83.5㎏、104㎏、139㎏が2色
厚さが豊富です。
同人誌なら表紙でも遊び紙でも使えそうです。
46判、菊判というのは紙を抄造した時のサイズで、この大きさにより
A5の同人誌ならこっちのサイズ、B5の同人誌ならこのサイズと使い分けています。
サイズがいろいろあると紙を無駄なく使えてコストダウンになります。
ちなみに46判200㎏と菊判139㎏は同じ厚さです。
そういうとわかりにくいかもしれませんが、
A4の同人誌で表紙に200㎏を使いたいとご注文いただいた時は
菊判の139㎏を使います。
さらにわかりにくくなりましたか。。
ちなみに同人誌印刷以外で一般印刷などデザイナーさんから印刷をお受けしたとき、
「カバーの紙はコート76.5kgで」
と言われると、よくご存じか印刷会社がからんでいるなと思います。
コート76.5㎏というのは110kgと同じ厚さです。
ややこしいですよね。
印刷会社に就職するとこういうことを覚えます。
逆にA5サイズの本で本文の紙が90kgというと素人だと思われます。
印刷会社での話はA5サイズの本文なら57.5kgか62.5kgです。
余計な話でした。
ありがとうございました。
同人誌印刷のROSA ROZZA