本が出来てやっとわかった、凝った本
以前作った同人誌で、これは凝った装丁だな、という本をご紹介します。
原稿を見ても、印刷をしていてもその時はわかりませんでした。
本ができて初めて、そういうことだったのか!
という装丁の同人誌です。
どういう本かというと、
本文の原稿の下のほうに毎ページ、バーコードのよううな絵柄があります。
ページごとに絵柄が違うようなのですが、バーコードのようなランダムな縦線なので、
何の意味があるのかわかりませんでした。
そのまま印刷をし、製本をしました。
製本は本文をページごとに並べ、表紙をくるみ、最後に背以外の3辺を断裁します。
仕上げ断裁というもので、それで完成です。
この本は完成した時にわかりました。
本を下から見ると文字が浮かんでいます。
そう、バーコードのようなものはページごとに変えることにより
文字が描かれるようになっていたのです。
完成した時に感動してしまいました。
これを応用すれば、下だけでなく、上、小口など3辺どこでもできますね。
今日は過去に作った同人誌のご紹介でした。