同人誌のページが多いほうが安くなる?
同人誌などの本を作る場合、ページが多いほうが安くなる場合があります。
それはどんな場合でしょうか。
代表的な製本方法は2つあります。
1つ目。
本文を印刷した後、ページを1枚づつバラバラに切ります。
その後に丁合といってページを順番に並べる作業をします。
そして表紙を巻く。
主に数百部までの少ない部数の製本方法です。
この方法は普通にページの多いほうが高くなります。
2つ目
本文を印刷した後、その紙を折ります。
本文を折ってページが並ぶようにする方法で、部数の多い本はこの方法になります。
例えばB5の本ならB2印刷して3回折って16pになります。
本文が32pなら16p+16p
48pなら16p+16p+16p
16p単位が一番効率が良いのですが、40pなら16p+16p+8pとなり、
製本代は48pでも40pでも変わりません。(印刷代は変わります)
ところが46pとなると16p+16p+8p+4p+2pとなり、48pの時よりも製本代が高くなります。
手間も時間もかかるので、ページが少ないほうが高くなる場合がでてきます。
ROSA ROZZAのパックでも、ある部数とページ数を見ると
ページが多いほうが安くなっている部分があります。
コストを抑えたい、ギリギリ入稿でできるだけ遅く入稿したい。
という場合には理想的には本文が16pで割れるページ数が良いです。
ご参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
同人誌印刷のROSA ROZZA