印刷知識

紙の○○kgって何の重さ?

印刷用紙の厚さは重さ

 

紙の厚さを表すのに「上質90kg」とか「上質110kg」とか重さで表します。

これは何の重さなのでしょうか?

 

上質90kgとは、その紙1000枚の重さが90kgあるという意味です。

この場合、紙のサイズは46判(788×1091mm)で主にB5、B6など

B系列の本を印刷する時に使う紙の大きさです。

46判ですとB5の本で32p分になります。

上質90kgは46判の大きさの紙1000枚で90kg

上質110kgは46判の大きさの紙1000枚で110kg

同じ紙質で重さが重ければ厚くなります。

このように厚さを重さで換算して表現しています。

 

このため、紙質が変わると同じ重さでも厚さが変わってきます。

上質紙よりもコミック紙のほうがフワフワした紙なので厚みが増します。

上質紙で本文を印刷した同人誌より、

コミック紙やアドニスラフを使った同人誌のほうが同じ厚みでも軽くなります。

逆にコート紙など加工された紙は重いので、同じ90kgといっても上質紙より薄くなります。

 

さて、ここから少しややこしい話になりますが、、

先ほどB系列の紙は46判を使うと書きました。

A5やA4の本の場合はA判(625×880mm)や菊判(636×939mm)の紙を使います。

こちらの紙を使ったほうがA系列の本を印刷するときに無駄が少なくなるからです。

紙の大きさが違うので同じ1000枚でも重さが違ってきます。

46判で90kgの紙はA判では57.5kgになり、菊判では62.5kgになります。

重さは違っても厚さは同じです。

A5の同人誌をご入稿いただき、本文の紙が上質90kgと指定されたとします。

でも実際に印刷で使うのは上質57.5kgとなるわけです。

同じ厚さでも紙のサイズが違うといろいろな重さがでてきます。

紙を無駄にしないように、本の仕上がりサイズに合った紙を使います。

印刷会社に新入社員で入ると、このようなことから勉強します。

 

ご参考になれば嬉しいです。

 

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