本を手にとった時、見てしまう部分
同人誌や一般の書籍でもそうですが、本を手にとった時に反射的に見てしまう部分があります。
いわゆる職業病ですね。
表紙のデザインやタイトルなどもサッと見ますが、
その次に見てしまうのが本を閉じて上から、いわゆる背の部分です。
背の糊の付き具合を見てしまいます。
ここを見るとある程度製本方法もわかります。
また、厚い本ならわかりませんが背が2ミリとか3ミリとか薄い本の場合、
背の角がきちんと出来ているかが気になります。
だいたいの場合、角がキチンとあるもの、丸まっていないもののほうが製本では良いとされています。
もう一箇所見てしまうのが奥付。
印刷・製本をどこでやっているのか?
気になって見てしまいます。
印刷業界は割と狭いので「ここで印刷したのかー」など思います。
他にも加工方法、紙質、インクののりなども気になります。
本を作る仕事をしていると、本の内容以外でも気になる所がたくさん出てきますね。
ご参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
同人誌印刷のROSA ROZZA