印刷知識

特色の作り方

同人誌印刷 基本色

 

フルカラー印刷やスミなどではなく、「この色で刷って」というのが特色と言いますね。

DICの何番、とかで指定したり見本の色に合わせたり。

その色のインクがあれば良いのですが、ない場合は色を作ります。

刷る枚数が多く、何キロもインクを使う時はインク屋さんに作ってもらうこともあります。

しかし、大体の場合は印刷の職人さんがインクを混ぜて色を作ります。

絵を描く時に絵具を混ぜるのと同じように、目で見て色を合わせます。

色を作る時、印刷の場合はプロの仕事なので大体同じではなく、どうみてもピッタリ!

という色を作らないといけません。

これはかなりセンスがいります。

上手な人と下手な人に分かれますね。

何度やってもできない人もいます。

 

上手な人のポイントは2つ。

1.色をピッタリ合わせる。これは当然。

2.使う分だけのインクを作る。

2番目も重要です。

印刷代は決まっているので、経費節減のために無駄なインクは作りたくありません。

経験豊富な職人さんはほぼ使う量だけしかインクを作りません。

これも難しいですね。

少なく作ると、途中で足りなくなったら大変。

また追加でインクを作った時に色がずれてしまう可能性もあります。

特色を作るのに慣れていない職人さんは色が合わないと

色々なインクを混ぜてどんどん量が増えてしまいます。

絵具で色を混ぜた時に、こんな経験ありませんか?

特に色が濃くなってしまった時はうすくするのが大変です。

薄い色のインクを大量に入れないと色が薄くなりません。

インクを半分くらい捨ててしまおうか、、、

と思ったりしてしまいます。

黒を入れすぎたらもう悲惨ですね。。。

 

また、刷った直後とインクが乾燥した後でも色が違ったり、

紙によっても色が変わるので、それも計算に入れなければなりません。

この特色が作れない職人さんもいます。

経験とセンスでできる仕事です。

 

同人誌印刷の会社さんでよく「基本色」など、

表紙や本文の色が何種類かの中から選べるオプションがあります。

これはあらかじめその色のインクが用意されているので混ぜる必要がありません。

ですのでDICなどの色で指定されるより楽なんですね。

 

ご参考になれば嬉しいです。

 

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