印刷知識

なぜ乱丁ができてしまうのか その2

製本機

 

前回はページをバラバラにして製本する方法で乱丁ができる原因をお話しました。

今回は折りで製本する方法で乱丁ができる原因についてです。

ページをバラバラにするより16ページや8ページ単位で製本するので、こちらのほうが乱丁の確率は低いです。

でも乱丁がおこる原因はあります。

 

原因の一つ目

折ってページを作るので、どの位置に何ページがくるか法則があります。

折った時に順番にページが並ぶようにです。

16ページ単位の場合は片面8ページになります。

ページを決まった位置に配置することを「面つけ」といいます。

この面つけを間違えるとページが順番に並ばないので乱丁。

アナログ原稿の時は手作業で面つけをしていたので、たまに乱丁がありました。

しかし、原稿がデータになると自動面つけソフトがあるので、

最初のページ設定を間違えなけらば面つけのミスはありません。

もしこの原因で乱丁がおこってしまったら全冊が乱丁です。。。。

悲しいかな、、、

これを防ぐために本文の印刷オペレーターは、刷り始めの時に手で折ってページを確認し、

ページの順番が合っていることを確認してから印刷に入ります。

製本するときも、ページを確認してから作業するのでこの乱丁はほぼありません。

この確認のために、小さくてもノンブルは全ページに入れています。

 

もう一つの原因

16ページや8ページ単位の本文が抜けてしまった、またはダブって入ってしまった。

この場合、同じページがあったり、ページが抜けていたりします。

この原因の場合は1冊単位でおこります。

全冊ということはまずありません。

特定のページがあまったり、足りなくなったりしてしまいますので。

これの乱丁を防ぐために、製本機に「乱丁防止装置」という値段の高いセンサーを取り付けています。

ページの一部をセンサーに記憶させ、違う絵が入ってきたら機械を止めるというもの。

 

このような理由で乱丁はおきますが、機械のセンサーや何回もの確認で今ではまずありません。

乱丁は資源の無駄にもなりますしね。

ご参考になれば嬉しいです。

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